立秋を迎えてからの夏バテ対策

雑記

長い梅雨も明け先月末ようやく夏が到来しましたが、夏になった途端連日の猛暑。
東京では7月29日以降最高気温は33℃を超える日がつづいています。

外出時以外はほぼ24時間エアコンの効いた環境で過ごしていますが、
そろそろこの暑さに身体が疲れ始めてきました。

暦の上では秋を迎えたとは、言えこの気候状態はあと1ヶ月は続きます。
身体のサインを読み取ってしっかり対策をとって過ごしましょう

夏バテは病名ではない?

「夏バテ」を分解すると「夏」+「ばてる」(疲れてうごけなくなる)です。

夏の気温や湿度などが日々積み重なることによって身体に引き起こる食欲不振や倦怠感、
めまいなどといった「症状をあらわす言葉」です。病気ではありません。

夏バテの原因は・・・

脱水症状

夏はいつも以上に多くの汗をかくため体内の水分が不足しがちです。
そして汗と一緒にミネラル分も体外へ出てしまうためミネラル不足にもなってしまいます。

栄養不足

暑さで食欲不振となり、
また暑いからと冷たい飲み物や食べ物をたくさん飲んだり食べたりすると
胃腸の温度が下がり消化が悪くなります。

自律神経の乱れ

自律神経は交感神経と副交感神経からなり、
場面によってそれぞれの神経を切り替えバランスを
とりながら体内の環境を一定にするように調整している神経です。

夏の暑い外気温と高い湿度、エアコンの効いた涼しい部屋を
行ったりきたりしていると、
温度差の変化に体温調整を司る自律神経が疲れてしまいます。

自律神経のバランスが乱れてしまうと体温調整だけでなく、
さまざまな体の調整が崩れてしまうので、疲労感やめまいなどが起こりやすくなります。

 

このような状態が続くと、いつかは身体に限界がきてしまいます
(私も経験済みです)

「あれ、夏バテかな?」

と思ったら早めに手を打って、コンディションを取り戻しましょう。

ここからは、私が実際に試してみて「これは良いぞ!」と感じた夏バテ対策を紹介します。

(超個人的)夏バテ対策

エアコンが効いている部屋では身体を冷やしすぎない

私にとっては冷えは大敵。それは、夏でも変わりありません。

まずは、エアコンによる冷えから身を守るために

「首」
「手首」
「足首」

の3つの首を温かく保つようにします。
この3つの首の皮膚に近いところに太い動脈あるので、
この部分を暖めることによって血行がよくなり、体が冷えるのを防ぐことができます。
(ストール、カーディガン、レッグウォーマーなどで予防する)

夜はぬるめ(38~40℃)のお風呂に入る

ぬるめのお風呂に入るのもおすすめです。

夏は汗をかくので、さっとシャワーで済ましてしまいがちですが、
それだと夜、うまく眠れないんですよね。

お風呂に入るとリラックス効果があるようで、
横になるとあっという間に眠りに落ちて熟睡できます。

お風呂には、交感神経が優位になるためリラックス効果があり、血行もよくなるそうです。
この辺も睡眠を助けてくれているのかもしれません。

しっかり7時間は睡眠をとる

一般的に理想の睡眠時間は7~8時間といわれています。
ある研究によると、6時間睡眠が2週間続くと、
1晩徹夜したあとと同程度の脳のパフォーマンスになるそうです)

これは脳のパフォーマンスだけでなく、体調にもあてはまりますよね。
しっかり眠ることで消耗した体力が回復するのを実感されている方も多いはず。
夏バテしている時こそ、充実した睡眠で体調を整えたいところです。

 

この季節は、“暑さ”が睡眠の敵になってしまいますが、
睡眠に適した室温を維持するために、エアコンを使うのも効果的です。

「1.エアコンが効いている部屋では身体を冷やしすぎない」
と矛盾してしまいますが、そこは“冷え”の対策をしつつ室温を管理すると考えてください。

試行錯誤しながら

「冷えすぎず、気持ちよく寝られる」

という設定を見つけるのがポイントです。

一方で、

「エアコンを使いたくない」
「エアコンの風にあたりたくない」

という方もいると思います。

そのような方には、クールマットやクールケットといった、
清涼感のある寝具がありますので、エアコンの代わりに利用するのもおすすめです。

また、しっかり睡眠をとるには、寝る前のスマホは止めておいたほうがいいですね。
(ブルーライトが睡眠の質に影響すると言われています)

「そんな事言われてもやめられないよ」

という私のような方には、
せめて画面を「白黒表示」にしておきましょう。
目に優しくなり影響を少しでも下げることができます。

食事はタンパク質とビタミンB類、ミネラルを積極的に摂る

夏は食欲も落ちやすく、暑さで体力を消耗しやすいので、バランスのとれた食事が大切です。

暑いからと冷たいものばかり食べると、
胃腸が冷えて自律神経の働きが悪くなってしまうので、
温かいものを意識してとるようにしましょう。

おまけ

室温は30℃超えていても湿度がこのくらいなら、わたしは快適に過ごせます。

室温と湿度の表示

逆に室温が27℃でも湿度が65%以上あると、蒸し暑く不快に感じます。
(湿度が45%を下がると寒く感じてきます。)

昨年8月の東京の平均湿度は77%だったそうです。
(気象庁データより)

暑さ&湿度は日本の夏ならではですが、この湿度も夏バテを引き寄せる要因。
(来年のオリンピック、みなさん体調は大丈夫でしょうか?)

工夫してこの時期を乗り越えましょう!

雑記
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大安吉日
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