クリムト展 

雑記

ユデット1

事務所が近いので、ときどきアメ横を歩くのですが、
そこで見かけたのがこちら。

アメ横で見かけたクリムト展の広告

上野の東京都美術館でクリムト展が開催されるとのこと。

クリムトの代表作と言えば上のバナーでも使われている『ユディト1』ですが、
この作品を初めてみたのは、まだ神戸に住んでいた頃でした。

その時はなんの予備知識もなく作品を見たのですが、

“金箔で作成されたフレーム”

“きらびやかな装飾品”

“うっとりとした女性の顔”

と、とにかくインパクトが強烈で目を奪われてしまいました。

そして、うっとりとした女性の手元には男性の生首が(驚

※旧約聖書外典の「ユディト記」によれば、
美しい未亡人ユディトは、祖国を救うために
敵将ホロフェルネスの首を切り落とした。
クリムト展 公式HPより

「ユデット1」はこの物語を描いています。

次回の開催は30年後?

「神戸で作品を見たのっていつだったかなぁ」と思って調べてみたところ、
神戸でのクリムト展開催は2003年で今から16年も前のことでした。

今回東京での開催は30年ぶり(前回1985年)だそうで、
この機会を逃したら、次にいつ日本で
この作品がみられるか、全く分かりません。

思い立ったが吉日で、早速行ってきました。

クリムト展の入口

公式サイトによると、
クリムトの1900年代以降の作品は日本美術の影響を受けているようす。

「赤子(ゆりかご)」

では積み重ねられた布のデザインが日本の着物からインスピレーションを受けているとか。

前回は意識していなかったのですが、
西洋絵画は印象派(ジャポニズム)が日本の浮世絵の影響を受けている
ということを知ってから少しだけ絵画の見方が変わりました。

予備知識なく鑑賞した前回、予備知識を入れて鑑賞した今回。
同じ作品でも見え方が変わっていて、面白い体験ができました。

おまけ

今週末6/8(土)から
クリムトとエゴン・シーレー(クリムトの弟子)の
ドキュメンタリー映画がはじまります。

関連映画の紹介チラシ

雑記
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大安吉日
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