社労士試験の思い出③「ここまでやれば安心!」        私が実践した社労士試験当日までの過ごし方をご紹介

受験の思い出

令和元年度の社会保険労務士試験が8月25日(日)に行われます。

今年度の受験申込者数は約49,600人とのこと。
(社会保険労務士試験オフィシャルサイトより)
試験を目前に控えてドキドキされている方は全国に多くいらっしゃることと思います。

私が受験して合格したのは2年前の2017年。

今回は、合格した年の試験直前期&当日に、

「やってよかった」

と思うことを厳選してご紹介します。

少しでも受験生のみなさんの力になれるように、心を込めて書いていきます!

試験2週間前

とにかく復習です。

8月に入ってからは新しい問題には手をつけず、
これまで解いてきた問題をひたすら復習していきました。

毎回間違える問題(特に相性の悪い問題は20回以上やっても間違える)
が各科目数十問はあったので

その問題をピックアップして解きまくったり、

1日1問出題される「社労士試験最短最速合格法(ネットの勉強サイト)」
で間違えた問題を、5回つづけて正解できるまで
テキストと行ったり来たりしながら

一つづつ潰していきました。

 

この社労士試験最短最速合格法の穴埋め式問題は
各科目条文からの出題が多く、
うろ覚えだと確実に間違えてしまうという代物で、
全問正解するまで時間がかかりましたが、
その分出題された項目について頭にしっかり入ります。

この時期には出題予想や受験仲間からの情報も
いろいろ飛び交いますが、それもシャットアウト。

不確実な情報に振り回されるのがイヤだったので、
自分が決めたことだけに専念しました。

自分なりの情報管理です。

 

この頃には受験票が届いており、
自分が受験する会場がわかっているので、
試験当日の行動をシュミレーションして日曜の朝、
試験会場の下見にも行きました。

夏休み中&日曜の朝は人気がなく、
試験会場予定の建物周辺をぐるぐる歩いていた私の姿は、

あやしくうつったかも・・・です。

試験1週間前

身体と頭を試験仕様に切り替えるため、

起床、勉強、食事、睡眠

を試験当日と同じスケジュールで
行うようにしました。

 

私はこれまでの月日で勉強はやりきった感があり、
あとは試験本番でどこまで実力を発揮できるかだと考えていました。

そこで、日常に試験当日の行動を織り込むことで、
試験当日も、普段の生活の延長のような感覚で臨めるようにしたのです。

 

直前期には仕事を休んで、試験に備える方も多いと思います。

できればこのタイミングで、普段の生活のリズムを、
試験当日のスケジュールで合わせるように、
身体と頭を慣らしておくことをオススメします。

実際にやってみると、
試験当日の独特の雰囲気にペースを乱されることがなくなり、
普段の通りの実力を発揮できるようになります。

前日

持ち物を完璧に準備します。

翌日持参するものを全て準備して、
寝る前にはカバンに入れておきましょう。

私のように冷房が苦手な方はは、
ストールなど羽織るものは必須です。

特に午後は3時間半座りっぱなしとなるので、
私は足元が冷えるのも気になりひざ掛け用のタオルも持っていきました。

準備が整ったらあとは寝るだけ。

ただ、気持ちが高ぶってなかなか眠れないかもしれません。

そんな時は、
自分にとってお気に入りのコンテンツでリラックスしましょう。

好きなマンガや本でもいいですし、お笑いの動画でもいいでしょう。
ただ、

短い時間で見終わることと、明るい気持ちで見られるもの

を選んでください。
それがきっかけで眠れなくなるのは本末転倒になってしまいますので。

私は中川家の漫才の動画を見て思いっきり笑ってから寝ました。
緊張が和らいでバッチリ眠れました。

当日

直前の一週間は、ずっと試験に合わせたスケジュールで動いてきているので、
当日も特別なことはしません。

起床時間も一緒、朝食の時間も一緒、朝食のメニューも一緒です。

 

もし時間があるようなら解き慣れた絶対間違えない
自信のある問題を2,3問解いて自分を勇気づけます。

社労士試験最短最速合格法サイトの1日1問に、
試験当日用の問題がアップされているので、
それを解いてみるのもいいですね。

試験当日の問題は、
持ち物の最終確認&出題者から受験生への最後の応援メッセージとなっている
ので元気が出ます。

 

時間が来たら、
模試でシミュレーションした時と同じ服装、同じカバンで試験会場に向かいます。

駅から試験開場までの道は、各予備校の方が直前チェック資料を配ったり、
応援したりしていてお祭りみたいです。

でも、無視しましょう。

余計なことに気を取られていると、試験前に気疲れしてしまいます。
気力も体力も温存しながら、確実に試験会場へ歩を進めます。

 

試験会場は9:30に開くため、それまでは建物内に入ることができません。

あまり早い時間に到着しても外で立って待つことになり、
体力を消耗してしまいかねないので
(大勢の方がテキストを広げて開場を待っています)
開場の10分ほど前に到着するようにしました。

 

試験会場に入ったら、自分の受験番号が何階のどの部屋になるか一覧表で確認します。

ただ、一覧表から直接自分の番号を探すよりも一覧表をスマホで写真をとってから、
写真で確認する方がラクですし、移動中も確認できるので便利です。

 

無事指定された教室についたら、トイレの場所を確認して自分の席へ。

ここまでくればもう大丈夫。

ドキドキしているのは自分だけではありません。

あとは今までやってきたことを信じ、リラックスして試験に向かうのみです。

 

試験中に、いくつかの山があるかもしれませんが、臆することはありません。
いつも通りのやりかたで、最後まで回答を続ければ必ず光が見えてきます。

今年、社労士試験を受験される皆さまのご健闘をお祈りしています!

おまけ

試験終了後、試験会場を出たところで各予備校の方が解答速報を配っています。

初回受験の時は解答速報を見て午前中の選択試験で2点しかとれていない科目が判明し
涙した苦い思い出があるので、2年目は解答速報「受け取らない」と決めていました。

しかし、解答速報の袋からチラチラ見える「アルフォート」(お菓子)
に「受け取らない」の決意が一瞬ぐらついた思い出があります。

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